【阪神ジュベナイルフィリーズ2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年12月12日（日）に行われる「阪神ジュベナイルフィリーズ2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で73回目となる「阪神ジュベナイルフィリーズ」は阪神芝1600Mで行われる２歳牝馬限定のＧ１レースです。
２歳牝馬ナンバーワンを決めるレースですが、牝馬限定となった1991年以降はこのレースを勝った馬が例外無く最優秀２歳牝馬となっています。
近年のこのレースの勝ち馬は翌年の春の牝馬クラシックでかなり活躍する傾向が強まっていますので、今年もかなり注目すべきレースかと思います。
過去10年の１番人気馬の戦績は4-1-1-4、勝率40%、連対率50%、複勝率60%ということで、１番人気馬の信頼度は標準的な感じとなっています。

阪神ジュベナイルフィリーズ2021 出走予定馬

登録馬は以下の23頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ウォーターナビレラ

戦績3戦3勝 栗東・武幸四郎

父シルバーステート　母父キングヘイロー

前走はファンタジーＳ（Ｇ３ 阪神芝1400M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
これまで３戦３勝土付かずで、1600Mの距離でも勝ち鞍があることからここでも有力だと思うが、本質的な距離適性はマイルがギリギリの可能性もある。
ペースが速くなると微妙な感じがするので思っていたよりも人気になり過ぎるようなら敢えて割り引くかも知れない。

ステルナティーア

戦績2戦1勝 美浦・木村哲也

父ロードカナロア　母父ファルブラヴ

前走はサウジアラビアＲＣ（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、２番人気２着。
その前走は牡馬のコマンドラインが先に抜け出すところを捕えきれずという内容で悪くは無かった。
右回りは初となるが問題は無いと思うので、牝馬同士なら有力な１頭に成り得る筈。

サークルオブライフ

戦績3戦2勝 美浦・国枝栄

父エピファネイア　母父アドマイヤジャパン

前走はアルテミスＳ（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、７番人気だったが見事１着。
その前走のアルテミスＳはそれほど人気は無かったが、直線はかなり目立つ脚で快勝している。
２走前の中山での勝ち方も良かったので、右回りになるのも全く問題なく、コノ馬も有力な１頭に成り得るか。

ベルクレスタ

戦績3戦1勝 栗東・須貝尚介

父ドゥラメンテ　母父Numerous

前走はアルテミスＳ（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、２番人気２着。
これまで３戦して1-2-0-0と連を外しておらず堅実性はある。
前走も勝ったサークルオブライフとはクビ差だったのでかなり惜しかったと言える。
右回りは初となるが、それほど問題は無さそうなので、ここで上位争いに加わるのも可能な気がする。

ナミュール

戦績2戦2勝 栗東・高野友和

父ハービンジャー　母父ダイワメジャー

前走は赤松賞（１勝クラス 東京芝1600M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
その前走の赤松賞の勝ちタイムが1分33秒8、上り３Ｆ33.0ということでかなり優秀なタイムを記録している。
出世レースをかなりの好内容で勝っているので、ここでも十分勝ち負けになると思える。

ナムラクレア

戦績4戦2勝 栗東・長谷川浩大

父ミッキーアイル　母父Storm Cat

前走はファンタジーＳ（Ｇ３ 阪神芝1400M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
２走前に小倉２歳Ｓ（Ｇ３）を勝っており、毎回終いの脚は確実なタイプと言える。
さらに1600Mへの距離延長は微妙な気もするが、展開が向けばここでも上位に食い込む可能性はあると思える。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走で示した数値はこの時期の２歳牝馬としては歴代最高レベルに匹敵。
その割にはそれほど人気にならない可能性もあるので、それならば喜んでコノ馬を狙いたくなる。

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